
人生を変える大人のぬり絵とは
日本人で“ぬり絵”をしたことのない人はいないのではないでしょうか。子供の頃には色々な物・景色・キャラクターなどのぬり絵があったし、自分が思うように塗る事が出来て楽しくてやりましたね。では、大人になるとなぜ塗り絵をしなくなってしまうのでしょうか?
「塗り絵は子供のやるもので大人は絵などを描くこと」
「自分には絵の才能がないので・・・」
「ただ色を塗るだけ、面白くない」
などというイメージがあると思います
実際に初めて大人のぬり絵体験教室に参加した皆さんもそのようなイメージを持たれています。しかし、大人のぬり絵を体験すると皆さん“ぬり絵”の面白さ、楽しさに気づかれます。
大人のぬり絵はなぜ楽しく感じるのでしょうか?
大人のぬり絵は、“絵を描く”という苦手意識(壁)を無くす効果があるからだとも思います。また人が誰でも向上心・目標達成意欲・創作力を持っているからです。
私はこの思いを効果的に進めるためにぬり絵コーチングを活用しています。私はただぬり絵をお教えしているのではありません、皆さんのゴールを掴む支援させていただいています。
《大人のぬり絵でのコーチング》
コーチング「GROWモデル」を大人のぬり絵の指導時に活用しいます
G(ゴール)・・・素敵な塗り絵を完成したい(見本下絵通りに塗りたい)
R(リアル、リソース)・・・現状は線画、色に対する知識(観念)
O(選択)・・・何色を使うか、どのように塗るか
W(意思)・・・やってみたい!まずは手を動かし塗ってみる
これを私はぬり絵をしながら皆さんと対話をして実際に行動(手を動かし塗って)していただき体感し、気づき、新たな発見、感動などを得ていただき自分でイメージしたぬり絵の完成へとご支援しています
《ぬり絵指導のプロセス》
「描きたい絵の観察」→「線画から塗り進める戦略」→「下塗り(準備)」→「目標達成に向けて行動(重ね塗り・混色)」→「絵・色に関する学び・興味」→「作品完成」
「ぬり絵」の先には何があるのでしょうか?
・見本絵(下絵)から離れて自分自身がイメージしたぬり絵作成(自分の世界)
・ぬり絵から自らの絵を描く(創造・自己表現)
などと自己実現へと向かって行くことが出来るのです
しかし、大人のぬり絵をされている皆さん全てがこのように変るということではありません。ぬり絵を通じてコミュニケーションが活性化され、ご自身の存在意義を見出され生きがいを見つけ、家族や地域社会との繋がりも持てるようになるのです
*サークル活動、地域イベントへの参加、老人施設へのボランティア活動、作品展など
「大人のぬり絵」はこのような効果がある優れたツールだと考えています
いままで“大人に塗り絵”の本を買ったけれど実際には色を塗ってみていないという方が多くいらっしゃることを体験教室などで皆さんから伺いしました。大人のぬり絵を始めるには最初は一度教わることをお勧めします(ご自身で出来る方は別ですが)、きっと皆さんがイメージした大人のぬり絵を楽しめるようになると思います
大人のぬり絵講師
須貝 光一郎