
塗り方は同じ方向で塗る(右上からハスに左下へ…右利きの場合)
グルグルと色を塗ってはいけない、色が重ならなくなる
今回は大人のぬり絵の基本的な塗り方について少しお話してみます
私は毎回大人の塗り絵体験教室などでお話しすることなのですが
「子供の頃に塗り絵をした時にどのように色を塗りましたか?」
と質問します
「線をはみ出さないように線の内側を塗ってから色を塗りました」
「色はただただ一所懸命に塗り込みました」
といったお答えをいただきます
これは丁寧に色を塗るということを学んだのだと思います
しかし、大人のぬり絵ではこの塗り方はしません
線画の中に丁寧に面を作る塗り方をします(面描)
色を塗るのだからどんな塗り方でもいいのかというとそうではありません
色々な方向やグルグルと回し塗りで色が出るまで力を入れて塗るのはNGです
丁寧な色の面を作るように塗って欲しいのです
・同じ方向で塗る(右利きの方の場合 右上からハスに左下へ)
・力を入れ過ぎずに塗る(塗った線が見えないように)
・濃くしたい時は塗り重ねる(2回、3回と回数を重ねて)
このようにして塗り進めると色が重ねることが出来るのです
まずは子の塗り方を意識してぬり絵をしてみて下さい
ただし、この塗り方だけでは素敵なぬり絵は完成しませんが
まずはここを意識してぬり絵をすることが大事です