
私は以前も書いいたと思いますが40歳の時に仕事以外で
何かを身に付けたいと思い絵を描くことを始めました
40歳は私にとっては人生の折り返し地点だったのです
後半人生は新たなものを身に付けて一生涯の遣り甲斐を見つける
という思いからでした
今の時代だったら”独立起業”もあったかもしれません
そして絵を習い始めたのですがそう簡単には上手くなるわけはありません
絵画教室ではひたすらデッサンに挑戦する日々でした
ただただ石膏や花や静物をしっかりと観察して描いていきました
しかし、人生は色々なことが起きるものです
勤め先の銀行が破綻して転職をすることになり絵の勉強できなくなりました
そして8年くらいたった時塗り絵講師をしないかと声が掛かったのです
それから大人の塗り絵を学び何回も塗り絵を勉強していくことになりました
ここでもやはり突然上手くはならないのです
時間を作りコツコツと色を探して色を作り塗って行く練習を繰り返しました
少しずつ一歩一歩進めることが大事であることも塗り絵から学びました
特別な技術は天才にはあるのかも知れませんが私のような凡人にはありません
しかし、基本を何回も繰り返すことはできます
結果的に世の中で匠と称される方は皆さんコツコツと同じことを何回も
くり返しくり返し行い時間を掛けて身に付けていったのです
実はこれが本当に何かを身に付けるコツだと私は思います
なかなか納得のいくことは身に付くまでには時間は掛かりますし
実際に納得できるかもわかりません
しかし、一歩一歩進めることが結果を生むのは間違いありません